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定番ウイルスが相変わらず上位 - ソフォスの8月のウイルストップ10

ソフォスは、2006年8月の「トップ10ウイルス」を発表した。

発表によれば、8月中にあらたに発見されたセキュリティ脅威1998件のうち、71.8%はターゲットを絞ったトロイの木馬型だった。また、8月に利用されたメールのうち、0.4%がウイルスメールだった。

トップ10の上位は依然としてメール拡散型の古いウイルスが占めており、同社は、十分なウイルス対策をしていないユーザーがまだ多く存在していることを指摘している。

1位の「Netsky-P」と2位の「Mytob-AS」は、1年前の2005年8月にも上位にランクインしていた。また、2005年5月以来チャートに入ることのなかった「Mytob-E」も、今回7位に再浮上している。いずれも対策はすでに提供されており、ユーザーの対策意識の低さがうかがえる。

同社が発表したトップ10は以下の通り。

W32/Netsky-P
W32/Mytob-AS
W32/Bagle-Zip
W32/Nyxem-D
W32/Netsky-D
W32/Mytob-C
W32/Mytob-E
W32/MyDoom-O
W32/Zafi-B
W32/Mytob-FO

(Security NEXT - 2006/09/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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