Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

楽天市場、一部ショップでシステム障害 - 情報漏洩の可能性はなし

楽天市場において、8月9日にシステム障害が発生し、一部ショップにおいて商品購入やオークション入札、問い合わせなどのサービスが停止した。現在復旧作業が完了し、サービスは再開しているという。

同社によれば、9日の16時14分に実施されたサーバの増強作業において、委託先作業員のミスにより、情報を格納するハードディスク内のデータが一部破損した。

そのため、一部ショップの通常購入、プレゼント応募、問い合わせ、買い物レビュー、メールマガジンの登録、解除、変更などのサービスや、全ショップの共同購入およびオークション入札が利用できない状態となった。

同社では、バックアップデータにより復旧作業を実施。11日10時時点で、資料請求や商品問い合わせなど一部のサービスを除いて再開された。同社では、このシステム障害による顧客情報漏洩の可能性はないとしている。

(Security NEXT - 2006/08/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
「PHP」に複数脆弱性 - 修正版「同8.5.1」など公開
先週注目された記事(2025年12月14日〜2025年12月20日)
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を