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患者の画像や氏名が記録されたデジタルカメラを紛失 - 平塚市民病院

平塚市は、平塚市民病院形成外科の医師が個人で所有するデジタルカメラが盗難に遭ったと発表した。カメラには、患者13名の画像や個人情報などが記録されていたという。

紛失したカメラには、患者13名の皮膚病変などの画像が記録されていた。そのうち4名は顔写真が記録されており、2名の画像には名前、ID番号が、1名の画像には顔写真と名前、ID番号が含まれていた。カメラは、診療専用のものだったが、診療時間の効率化などを目的として私物が用いられていた。

8月2日に外来で紛失したことが判明。索したが発見できなかったため、同日中に盗難届を提出したという。該当する患者に対しは、同医師が電話で説明と謝罪をした。今後は、診療用のカメラは病院で用意して管理を厳重にするなど、再発防止策を講じるとしている。

(Security NEXT - 2006/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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