Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

りそなホールディングス、りそな銀行と近畿大阪銀行の顧客情報紛失を発表

りそな銀行と近畿大阪銀行において、顧客情報が記録されたマイクロフィルムや書類などの紛失が判明した。

りそなホールディングスの発表によれば、りそな銀行の43支店において、顧客情報が記録されたマイクロフィルム「コムフィッシュ」の紛失が判明した。記録されていたのは、顧客計17万1612名分の氏名、口座番号、預金残高、貸出金残高、取引日など。

また近畿大阪銀行では、132支店において、顧客3340名分の氏名、住所、電話番号、口座番号などが記載された印鑑届の紛失が判明。さらに43支店では顧客110名分の氏名、住所、電話番号、勤務先などが記載されたカードローン契約書の紛失が明らかになった。

いずれも、店舗の統廃合時に誤って廃棄した可能性が高いとしている。両行では今後、再発防止に向けて顧客情報の管理を再徹底するとしている。

(Security NEXT - 2006/07/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ZohoのAD管理支援ツールに脆弱性 - アップデートで修正
脆弱性狙われる「Oracle EBS」、定例パッチでさらなる修正
Oracle、定例パッチを公開 - 脆弱性のべ374件を修正
「Chrome」にアップデート - スクリプトエンジンの脆弱性を修正
Ivantiの複数製品に脆弱性 - 「EPM」の更新は11月以降
作業服通販サイトに不正アクセス - 2024年に判明、新サイトへ移行
「WatchGuard Firebox」の深刻な脆弱性、PoC公開で悪用リスク上昇
講座延期の通知メールを誤送信、メアド流出 - 滋賀県発達障害者支援センター
米当局、脆弱性悪用リストに「Oracle EBS」など5件追加
整体サロン店舗端末から顧客情報が流出した可能性