顧客情報流出の補償内容と再発防止策を発表 - NHN Japan
NHN Japanは、同社とゲームガーデンが共同で提供していたオンラインゲーム「Xenepic Online」のユーザー情報が6月に流出した問題で、補償内容と再発防止策を発表した。
問題となった事件は、ゲームガーデンがダウンロード可能なサーバへ誤って利用者データを保存してしまったため、同ゲーム用のIDや参加用パスワード、メールアドレスなどが流出したもの。NHN Japanでは、事故の補償として対象となる29万7805件のIDに対して同ゲーム内で利用できるポイント500円分を7月17日より配布する。
さらにNHN Japanでは、同ゲームのサーバー管理を行っていたゲームガーデンに厳重注意や指導を実施。管理に必要ない顧客情報をすべて抹消し、今後も保持しないシステムへ変更した。また、ゲームガーデンにおけるサーバー管理者権限の強化やゲームサーバーの定期的な監査、マニュアルの見直しなど、再発防止策の運用状況を監査するとしている。
なお、事故発生直後より用意している専用問い合わせ窓口についても7月31日まで提供される予定。
(Security NEXT - 2006/07/10 )
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