Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オンラインゲーム「Xenepic Online」の利用者情報が流出 - ハンゲーム

オンラインゲームポータルサイト「ハンゲーム」の一部利用者情報が流出したことがわかった。

今回流出が判明したのは、ハンゲームを運営するNHN Japanとゲームガーデンが、同ポータルサイト内において共同で運営している「Xenepic Online」の利用者情報29万7805件。

ゲームガーデンがダウンロード可能なサーバへ誤ってデータを保存してしまったために流出。流出した情報には、同ゲーム用のIDや参加用パスワード、メールアドレスなど。さらにサーバのログなども含まれており、チャットの履歴なども含まれていた。

NHN Japanでは、流出した情報は上記のみとし、クレジットカード番号といった決済に関する情報の流出については否定している。

事件発覚後、NHNではデータを削除し、サーバへのアクセスを制限。流出したパスワードを無効化した。27日の時点で不正利用などの被害はないという。

また、インターネット上に専用問い合わせフォームを設置し、顧客対応を行っているほか、該当する利用者に対してメールや同サイトのミニメールを通じて事情を説明するとしている。

(Security NEXT - 2006/06/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

県営住宅家賃滞納者情報含む一部督促状を誤送付 - 神奈川県
廃棄カルテが一般ゴミに紛れる、搬送中に飛散 - 薩摩川内市
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
メルアカ乗っ取り被害、スパム送信の踏み台に - MaOI機構
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
採用職員の健診関連情報含む名簿を誤送信 - 奈良県
クレカ不正利用、前四半期比2割増 - 200億円迫る勢い