Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

高知県、パソコンが盗まれ個人情報流出の可能性

高知県の職員が使用するパソコンが、8日に盗まれる事件が発生、55名分の個人情報が流出した可能性があることがわかった。

今回の事件は、南国市役所に駐在する同県地域支援企画員のパソコンが盗難被害にあったもの。通常、個人情報を含むファイルは外部メディアに保存していたが、持ち去られたパソコン内に作成時のデータが残存している可能性があるという。

ファイルに含まれるデータは、同市の地区総代や市民団体代表者など55人分。パソコンへのログインパスワードは設定してあったが、県が定めるファイルに対するパスワードの設定など行われていなかったという。同課では、盗まれた8日中に関係者へ事情を説明した。

同課では県の要領を遵守するよう対策を進めるとしており、具体的な対策については現在検討しているという。

(Security NEXT - 2006/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
フィッシング契機に第三者が端末操作、個人情報流出か - 共立メンテナンス
ランサム被害で写真や動画が流出、調査を実施 - 横須賀学院
委託調査の関連データが保存されたPCを紛失 - 埼玉県