Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メールマガジン読者のアドレスを本文に混入 - ITmedia

アイティメディアは、送信システムの運用ミスにより、4月12日に配信したメールマガジン「ITmedia Headlines」において他読者のメールアドレスがメールマガジン本文に表示される事故が発生したと発表した。

原因は、メール送信システムの運用ミスで、暗号化されたアドレスの一部が正しく復号化されず本文に表示されたという。配信メールには、1通あたり最大18名分のアドレスが本文内に混入、1626名に配信されており1801名のメールアドレスが漏洩したという。

同社では流出の対象となった読者に対し謝罪するとともに、アドレスを取得した読者に対しても、そのアドレスを破棄してほしいとアナウンスしている。

同社ではすでに原因を確定し、システムも正常に運用されているという。今後はシステム改修手続きや監視体制などを改善し、従業員教育を徹底して再発防止に取り組むとしている。

(Security NEXT - 2006/04/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メール誤送信で横断幕掲示応募者のメアド流出 - 飯塚オートレース場
WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
従業員メルアカに不正アクセス、スパム踏み台に - 組込機器メーカー
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
AIシステムの安全な実装運用に向けたガイダンスを公開 - 米政府ら
検索用目録と誤って個人情報含むファイルを誤公開 - 新潟県