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ハードディスク暴露ウイルス「山田オルタナティブ」に注意

警察庁やセキュリティベンダーは、ウイルス「山田オルタナティブ」に対して注意を喚起している。

同ウイルスは、感染すると掲示板へ書き込みなどを行い、感染コンピュータの情報が開示される上、PCに外部からアクセスを可能とするバックドアを作成、ハードディスクの内部などを閲覧できるようになる。

各セキュリティベンダーでは、感染度は低いとしながらも、トレンドマイクロでは、ダメージ度を「高」に設定。シマンテックでもリスクのインパクトを「中」としている。

警察庁などは情報流出の原因などになる可能性があるとしてOSの最新パッチの適用や不審なファイルなどをダウンロードしないようアナウンスしている。

(Security NEXT - 2006/04/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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