元スタッフのPCから会員名簿が流出 - 日本ジャグリング協会
日本ジャグリング協会は、元スタッフの私用パソコンがウイルスに感染し、協会会員や大会参加者の個人情報が含まれるファイルがWinnyネットワーク上に流出したと公表した。
流出したのは、2001年8月時点での協会会員名簿113名分で、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどが含まれる。また、2001年に開催されたジャグリングの大会に参加した112名分の氏名、住所、電話番号、年齢、メールアドレスも含まれるが、両名簿のデータは大部分が重複しているとしている。
2002年度以降のファイルは別の担当者が管理していたため、流出していない。2001年度以前のファイルについては現在調査中だという。
同協会では、該当する関係者に対し文書で報告するとしている。同協会では、流出原因のひとつに当時のスタッフが協会運営から離れて以降も関連データを保有していたことを挙げており、今後は、退職した旧スタッフが個人情報を所有していないか再確認し、確実に破棄させるとしている。
また再発防止策として、個人情報ファイルの暗号化やセキュリティチェックリストの整備といった管理体制の見直しやサイトの改良などを実施する予定。
(Security NEXT - 2006/03/23 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
メール誤送信で事業所担当者のメアド流出 - やまがた産業支援機構
配布調査書に個人情報、作成元資料のデータが残存 - 都立高
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
患者の個人情報含む書類を院内チラシラックに - 近畿大病院
サーバがランサム被害、情報流出など影響を調査 - サンエイ