Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Winnyによる流出事故が多発 - トレンドマイクロウイルス感染被害レポート

トレンドマイクロは、2006年2月のウイルス感染被害レポートを発表した。

同社によれば、2月の報告数は6188件で先月から減少したものの、報告数の上位は依然としてスパイウェアが占めている。1位は先月から引き続きスパイウェア「GATOR」で、2位以下を大きく引き離している。これまで被害の中心だった大量メール送信型のワームは減少傾向にあり、今後も大規模感染の可能性はますます低くなるとしている。

また2月は、ファイル共有ソフトを使用しているパソコンからの情報流出が相次いで発生した。ウイルス「ANTINNY」は、当初は自身のコピーを配布するだけだったが、ネットワーク上にパソコン内の情報を流出させる「ANTINNY.G」が2004年3月に登場してからは、特に被害が深刻化しているという。

(Security NEXT - 2006/03/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害を公表、手作業で受注対応 - アサヒグループHD
監査関連資料を誤送信、メアド入力ミスで - 三重県
ランサム被害で学生の個人情報流出を確認 - 宮城学院
国勢調査でメモに使った付箋を紛失 - むつ市
白衣ポケットから盗難、被害メモに患者情報含む可能性 - 東海大病院
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
SBI Cryptoで自己保有の暗号資産が流出 - 原因や被害など調査
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も