Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

トレンドマイクロ、1月のウイルス感染被害レポートを発表 - スパイウェアが上位占める

トレンドマイクロは、2006年1月のウイルス感染被害レポートを発表した。

同社によれば、昨年12月より若干増加し、全体の被害報告数は7593件となった。スパイウェア「GATOR」が、先月より被害件数は減少したものの引き続き1位となっている。2位の「SHOPNAV」と3位の「WEBSEARCH」はいずれもアドウェアで、被害件数は先月より増加している。

また、Windowsの画像とFAXビューアの脆弱性を利用して感染する「WMF.GEN」が4位に入っている。感染すると、任意のサイトから不正なプログラムがダウンロードされるという。同社では、今後もこの脆弱性を利用した攻撃が現れる可能性が高いとして、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2006/02/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起