セキュリティを強化し、ワコールオンラインショップが再開
ワコールは、同社オンラインショップ「ワコールオンラインショップ」を2月8日より再開する。
同社は、不正アクセスの被害を受け、個人情報が流出したことから、2005年11月17日よりオンラインショップの提供を停止。その後、原因究明などを進めてきたが、セキュリティ強化の実施や第三者のセキュリティ診断を受け、安全性を確認できたことからサービスを再開すると発表した。
今回、セキュリティ強化策として、同社では最新のファイアウォールを導入し、さらにIDSを設置。またウェブアプリケーションのチェック機能の強化などを図ったという。
また、個人情報の保有期間短縮や外部セキュリティベンダーの監査を導入するほか、社内に情報セキュリティの専門部署を新設した。業務委託先がNECネクサソリューションズからNECへ変更されている。
同社では、「セキュリティ対策により再発を防止し、信頼の回復に努めたい」としている。
(Security NEXT - 2006/02/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サイトが改ざん被害、仮設サイトを設置 - 日本体操協会
Trend Microの暗号化管理製品にRCEや認証回避など深刻な脆弱性
マルウェア対策ソフト「ClamAV」に深刻な脆弱性 - パッチが公開
脆弱性スキャナ「Nessus」のWindows版エージェントに複数脆弱性
「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
教育補助員が持ち出した課題プリントを紛失 - 都立高
委託先事業者がメールを誤送信、メアド流出 - 栃木県
「IBM Backup, Recovery and Media Services for i」に権限昇格の脆弱性
米当局、Linuxカーネルの脆弱性悪用に注意喚起
Googleグループ57件が公開設定、個人情報が外部閲覧状態に - ダイソー