京橋通郵便局の顧客リスト、ウイルス感染によりネット上に流出
京橋通郵便局の顧客情報が、銚子郵便局職員の私用パソコンのウイルス感染によりWinnyネットワーク上に流出したことが明らかになった。
日本郵政公社関東支社によれば、流出したのは京橋通郵便局の顧客リスト378件、および同局取り扱いの書留郵便物受領証リスト2460件で、顧客の氏名、住所、電話番号などが記載されている。また、銚子郵便局の貯金業務情報2件も含まれる。
原因は、同職員は2005年9月ごろに顧客情報が保存されたパソコンからファイル交換ソフト「Winny」へアクセスしたためと見られ、1月27日に流出が明らかとなった。
同社では該当する顧客に対し謝罪と事実説明を行っている。また再発防止に向け、各郵便局に顧客情報の管理徹底を指導するとしている。
(Security NEXT - 2006/02/03 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害で顧客や取引先の情報が流出 - アスクル
日本サイバー犯罪対策センター、ウィンブレ実写映画とコラボ
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
会報誌データのメール送信時に誤送信 - 群馬県立点字図書館
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
