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中央三井信託銀行、3支店で約3万2000名の顧客情報を紛失

中央三井信託銀行は、新橋、京都、大宮の3支店において、合わせて3万1542名の顧客情報が記録されたマイクロフィルム8枚の紛失が判明したと発表した。

同行によれば、紛失が判明したのは内部管理資料が記録された「コムフィッシュ」と呼ばれるマイクロフィルム8枚。合わせて3万1542名分のカナ氏名、口座番号、取引金額、残高などの顧客情報が記録されていた。本部での集中管理に向けた移行作業の過程で、紛失が判明したという。

同資料は発見されていないが、同行では誤って廃棄した可能性が高いとしている。また、窓口を設けて問い合わせに応じるとともに、顧客情報の管理をこれまで以上に強化して再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/12/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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