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住宅金融公庫、顧客情報記載のローン通知書を紛失

住宅金融公庫は、本店および11支店において、民間金融機関より送付された顧客情報記載のローン通知書505名分の紛失が判明したと発表した。

同公庫によれば、紛失した書類は、住宅ローン利用時に住宅融資保険を付保した際、民間金融機関より同庫へ送付されるローン通知書。顧客の氏名、住所などが記載されている。書類の点検を実施した結果、402名分の書類が所在不明で、103名分が誤廃棄されたことがわかったという。

同庫では、誤廃棄の書類については、廃棄を確認しており、外部への流出はないとしている。また、所在がわからなくなっている書類についても、誤って破棄した可能性が高いと結論付けている。

同公庫では、該当する顧客に対して文書で謝罪するとともに、顧客情報の管理体制強化に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/12/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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