Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大正製薬、営業中の車上荒らしで個人情報入りパソコン盗まれる

大正製薬は、業務用パソコンを紛失する事故が2件が発生したと発表した。

最初の事故は11月19日で、食品卸を担当する営業社員が、大阪市内の路上にて車上荒らしの被害に遭い、パソコンを盗まれたという。パソコンには、同社社員のメールアドレス3939名分と取引先社員のメールアドレス28件が保存されていた。

また、11月26日に札幌市内のスーパーマーケット駐車場にて食品卸を担当する営業社員が車上荒らしにあったもので、同社社員のメールアドレス3939名分と取引先担当者のメールアドレス18名分が保存されていた。

同社では、いずれのパソコンにも暗号化およびパスワードの設定がしてあったとして、個人情報の流出の可能性は低いとしている。同社は2件の被害について警察へ被害届を提出。さらに該当する取引先、および社員に事情を報告、謝罪したという。

(Security NEXT - 2005/12/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

現金領収帳2冊が所在不明、1冊に個人情報 - 北九州市
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開
小学校教諭が児童情報含むUSBメモリを持ち帰り紛失 - 紀の川市
外部サービス侵害で従業員などの個人情報が流出した可能性 - アルビオン
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
ルータOS「OpenWrt」に脆弱性 - 修正版がリリース
「Karmada Dashboard」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 10月のアップデートで修正済み
メール本文に関係者アドレスを記載、削除し忘れ流出 - 神奈川県
兵庫県、「はばタンPay+」のシステムを改修 - 申請受付を再開