Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ネットバンキング 「セキュリティに不安を感じる」が36.2% - gooリサーチ

NTTレゾナントと三菱総合研究所は、「gooリサーチ」において、登録モニターなどを対象に「インターネットバンキングの利用状況」に関する調査を実施した。

同調査は、10月11日から同月24日にかけてウェブ上でのアンケートとして実施された。有効回答者数は4万3074名だった。

同結果によれば、ネットバンキングの利用者は全体の4分の3強が利用していることが明らかとなった。ネット銀行利用の目的には、商取引の資金決済利用が高い割合を示した。利用満足度という側面においては、普通銀行、ネット専業銀行ともにほとんど差はなく、7割以上の回答者が満足していると回答している。

ネットでの商品購入における決済手段としては、クレジットカードとネットバンキングがそれぞれ5割を占めて拮抗している。現在ネットバンキングを利用しない理由については、「個人情報漏洩の危険性」を挙げた回答者が最も多く、50.6%を占めた。

セキュリティについての不安も根強く、ネット専業銀行を利用しない理由、または利用の際に不満な点として、個人情報や口座情報の漏洩などセキュリティに関する不安を挙げた回答者が36.2%を占めた。

(Security NEXT - 2005/11/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

メール誤送信で会員のメアド流出 - 不動産ファンド運営会社
ファイル共有設定ミスで意図せずCC送信 - メアド閲覧可能に
個人情報含むPCで侵害確認、影響を調査 - 小樽商科大同窓会
ウェブ問合フォームの入力情報が外部流出 - 川本製作所
サーバに攻撃の痕跡、一部情報流出を確認 - 人材サービス事業者
フィッシング報告が減少、URLは9%増 - 4分の3超が独自ドメイン
2025年3Qのネット銀不正送金被害 - 件数、金額ベースともに7割減
2025年3Qクレカ番号盗用被害、3年ぶりに100億円を割り込む
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
高校で1クラス分の出席簿が所在不明に - 神奈川県