Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

千葉銀行を偽装したフィッシングCD-ROMで不正振込の被害

千葉銀行は、同行を騙って送られたCD-ROMを利用したことによる被害が発生しているとして、注意を呼びかけている。

同行が発送したように偽装されたCD-ROMをインストールしたところ、口座から身に覚えのない振込が行われたという。被害に遭ったのは、同行が法人向けに提供しているインターネットサービス「Web-EB」の顧客企業で、同行によれば、11月1日時点でCD-ROMが送られてきたのは3社でそのうち1社で被害が発生している。

同行では、CD-ROMでソフトウェアを送ることはないとして、CD-ROMKなどが送付された場合には利用せず、同行に連絡するよう求めている。また、同サービスの顧客に対して、今回の事例を説明し注意を呼びかける文書を送付するとしている。

(Security NEXT - 2005/11/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

【特別企画】専門家13人が「生成AI時代」のセキュリティを多角的に解説
学童保育で利用料決定通知書1クラス分が所在不明に - 和歌山市
個人情報残存する「就職先情報リスト」を学生に共有 - 摂南大
法人の不正送金被害が約8.6倍 - 金額ベースで個人を上回る
テゲ宮崎の通販サイト、管理ページが認証なしで閲覧可能に
サイバー攻撃でシステム障害が発生 - ヤマダコーポレーション
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
先週注目された記事(2025年6月22日〜2025年6月28日)
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県