Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

熊本大学医学部附属病院、学生が研究用に用いた患者情報を紛失

熊本大学医学部附属病院は、熊本大学医学部生が患者の情報を紛失したと発表した。

同大学医学部の学生が、臨床実習用に使用していた私用パソコンおよび資料を紛失したもの。10月21日に同大学内の学生用控え室に置き忘れ、翌22日に気が付いたという。

53名分の個人情報で、患者氏名や、性別、年齢、診療情報などが記録されていた。パソコンにはパスワードなどは設定されていなかったという。学生は、24日に同大学へ報告、25日に警察へ遺失届けを提出した。

大学では、他学生に配布している同種の教育資料を回収し、今後、患者名簿や個人情報を含んだ診療情報の配布を中止。また、実習レポートへ個人情報を含めないよう指導するという。

(Security NEXT - 2005/10/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サイバー攻撃でシステム障害、復旧目処立たず - 新日本検定協会
「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
「Unbound」のDNSキャッシュ汚染脆弱性 - 追加対策版が公開
「Android」に月例パッチ、脆弱性107件に対応 - 2件ですでに悪用も
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
マルウェア対策製品「Avast Antivirus」に権限昇格の脆弱性
顧客などへのメルマガで誤送信 - 資格講座スクール
患者情報含む書類紛失、ISO審査前の確認で判明 - 浜医大病院
「ChatGPT」のフィッシング攻撃 - アカウント停止と不安煽る
委託先で個人情報を誤送信、半年後に発覚 - 長崎市