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楽天店舗の個人情報漏洩事件で元店舗従業員が逮捕

楽天へ出店していたセンターロードの顧客情報が流出した事件で、警視庁は、同店舗の元従業員男性を不正アクセス禁止法違反容疑で逮捕した。

男性は今年5月、従業員だった時に入手したIDおよびパスワードを利用し、楽天へアクセス、同店舗の不正に情報を入手していた。一部報道によれば、男性は借金返済のために個人情報を入手、売却したという。

今年7月に大手メディアへ個人情報が持ち込まれ、楽天が検証したところ、情報を照合したところ3万6239件の漏洩が判明していた。その後、ディー・エヌ・エーは、ショッピングサイト「ビッダーズ」においても、同店舗の顧客情報が流出を発表している。

同店舗では、退社社員、派遣、パート、アルバイトなど、同社の雇用関係にあった人物を調査したが、「人為的要因から漏洩した事とは思えない」とコメントしていた。

(Security NEXT - 2005/10/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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