Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

三重県遺跡情報システムのサーバに不正アクセス - 博物館などのHPは一時閉鎖

三重県教育委員会は、三重県埋蔵文化財センターが運営する「三重県遺跡情報システム」のサーバが不正アクセスを受け、一時不正なページが表示されたと発表した。

10月15日に利用者から不正なウェブが表示されるとの指摘がメールで寄せられ、発覚したという。その後の調査の結果、同システムのパスワードが変更され、トップページに不正なウェブページを表示するための仕掛けが施されていたことが判明した。ホームページそのものの改ざんは確認されていないとしている。

現在、サーバはLANから隔離され、原因究明の調査が行われている。また警察による被害の捜査が行われる予定。調査が終了するまでは、同サーバを使用している県立博物館、県立美術館、斎宮歴史博物館および三重県埋蔵文化財センターのホームページは閉鎖されている。

(Security NEXT - 2005/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

持ち出し緊急連絡表をメモ利用、保育士を懲戒処分 - 二宮町
勤務時間に60時間以上に私的ネット閲覧、副校長処分 - 横浜市
エンプラサーバなどに採用されるAMI製「BMC」にRCE脆弱性
KDDIのホームゲートウェイ「HGW-BL1500HM」に複数脆弱性
インスタアカウントが乗っ取り被害 - 泉大津市のホテル
VPN経由でランサム攻撃、情報の外部公開を確認 - ベル・データ
ネットワーク設定変更で不備、個人情報流出の可能性 - ファストリ
「FortiOS」脆弱性や不正コード混入「Githubアクション」の悪用に注意喚起 - 米政府
SAP、3月の月例パッチを公開 - 新規アドバイザリ21件を公開
Google製脆弱性スキャナの最新版「OSV-Scanner 2.0.0」が公開