Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

住友生命、顧客の請求書類を記録したマイクロフィルムを紛失

住友生命保険は、顧客の個人情報を記録したマイクロフィルムカセット1本を紛失したと発表した。

所在不明となったカセットには、2004年11月に契約後の保全手続きを行った1481名分の顧客情報が記録されており、氏名、生年月日、住所、電話番号、証券番号が含まれる。告知書や診断書などは記録されていない。

マイクロフィルムカセットは、請求書類を微細な文字で記載しており、肉眼では内容を確認できないもので、誤廃棄の可能性が高いという。同社では、該当する顧客へ謝罪状を送付。また、今回紛失した顧客の情報以外については問題がないことを確認したとしている。

(Security NEXT - 2005/10/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ