Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ソフォス、米ハリケーン関連ニュースを偽った悪質メールに警告

ソフォスは、米国南部地域を襲った大型ハリケーン「カトリーナ」関連の情報を伝える緊急ニュースを偽装した悪質なメールがまん延しているとして、警告を発している。

メールの本文は複数の種類があり、いずれも米国南部地域を襲ったハリケーン災害に関連した内容となっている。本文の最後に挿入された「Read More」部分をクリックすると、ニュースの詳細を伝えるように見せかけたサイトへ誘導されるが、実際は悪質なサイトで、Internet Explorerの脆弱性を利用して不正なプログラムをインストールしようとする。

メールを受信または読むだけでは感染しないが、リンクをクリックして感染してしまうと、攻撃者に乗っ取られ、情報の詐取やサービス妨害の踏み台に利用される可能性もあるという。同社では、ウイルス対策ソフトを常に自動アップデートして最新に保つなど、安全対策を実施するよう求めている。

(Security NEXT - 2005/09/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
「バンダイCH」で個人情報流出の可能性 - ランサム被害は否定
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
メール誤送信で美術研究所研究生のメアド流出 - 大阪市立美術館