Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

イーバンク、スパイウェア対策にセキュリティボードを導入

イーバンク銀行は、スパイウェアなどによる不正利用への対策として、暗証番号の盗用を防ぐ「ワンタイムセキュリティボード」の導入を開始した。

同セキュリティボードは、0から9までの各数字に対応して、英字がランダムに表示される変換表。ユーザーは、インターネットを通じて出金などの取引きを行う際、暗証番号の代わりに、表示されたセキュリティボードを参照して該当する英字を入力する。

数字と英字の組合せは、取引きのたびごとにランダムに表示されるため、万一、スパイウェアなどがパソコンに侵入し、キーボード操作から暗証番号に該当する英字を盗まれても、次回からの取引きでは違った組み合わせとなるため、使用することはできない。同セキュリティボードの利用には、特別な設定作業は必要なく、利用料も無料となっている。

(Security NEXT - 2005/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GitLab」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
「Apache HTTPD」にアップデート - 脆弱性5件を解消
駿河屋サイトの改ざん、監視ツールの脆弱性経由 - 侵害検知以降にも流出
「Apache bRPC」に深刻な脆弱性 - 悪意あるJSONでDoSのおそれ
仮想環境を狙うマルウェア「BRICKSTORM」 - 中国政府系攻撃者が悪用
海外子会社にサイバー攻撃、詳細を調査 - FCLコンポーネント
市内4校で端末紛失、一部で保存データが不明 - 葛飾区