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Linuxサーバはセキュリティ対策不足 - ソフォスが警告

ソフォスは、企業や自治体におけるLinuxサーバの導入状況やウイルス対策ソフトの導入状況について調査結果をまとめ、発表した。

調査は、同社が矢野経済研究所に委託、年商30億円以上の企業や都道府県庁、市区の自治体を対象に調査したもの。

調査によれば、Linuxサーバの導入台数は約4万台で全サーバー数の約5%を占めるという。一方、Linuxサーバーにおけるウイルス対策ソフトの導入台数は、わずか約1万台であり、残り75%は未対策であることがわかった。

また、Linuxサーバは、ウェブサーバやメールサーバといった用途が多く、データベース、ファイルサーバ、プリントサーバなど含めると全Linuxサーバーの約60%を占めていた。同社では、これらサーバがウイルスなどを拡散する原因にもなりかねないとして、セキュリティ対策を施すよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2005/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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