Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

阪神航空、添乗員が顧客情報をツアー中に紛失

阪神電気鉄道は、同社航空営業部である阪神航空が2005年4月に実施したイタリア旅行の際、添乗員が盗難に遭い、参加者ら18名分の個人情報が記載された書類を紛失したと発表した。

同社によれば、イタリアを訪問するツアーを催行中、添乗員が鞄を盗まれたという。その中には、参加者および添乗員計18名分の氏名、生年月日、パスポート番号、電話番号、住所などの個人情報が記載された書類が入っていた。ただちにイタリア警察に盗難届を提出したが、7月19日時点では発見されていない。

同社では、参加者全員に口頭で現状況と事後対応について説明するとともに、書面により、不正使用の懸念事象が発生した際の連絡先を知らせたうえで謝罪した。また、ツアー催行中の個人情報の携行方法について規定して、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/07/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト