Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

配布ソフトにトロイの木馬が紛れ込む - ベクターが公開を中止

ベクターは、同社の運営するソフトウェア提供サイト「Vector」で配布していた音声ファイル変換ソフト「Vocal Cancel」が、トレンドマイクロのウイルスチェックにより、トロイの木馬「TROJ_HIROFU.A」であることが判明したと発表した。現在、同ソフトの公開を中止している。

同ソフトは、音楽ファイルからボーカルを消し、カラオケに変換するもの。「Vocal Cancel 5.05」は、セキュリティベンダーが「トロイの木馬」と認定、対応パターンファイルが配布されている。しかし、公開当時である2002年11月1日では、ウイルスチェックにより発見できなかったという。

今回、利用者から同ソフトはトロイの木馬ではないかとの指摘を受けて発覚。最新のパターンでチェックを行ったところ、トロイの木馬であることが判明したため、7月1日に公開を中止した。その後同ソフトの作者から「トロイの木馬を意図的に実装した」という内容の回答を得たため、同作者の全てのソフトを一時的に公開停止することにした。

同社では、同トロイの木馬を実行してレジストリが改変されてしまった場合は、レジストリキーおよび自動起動設定を削除するよう求めている。

(Security NEXT - 2005/07/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

SIEMによる従業員の異常行動分析を支援 - ALSI
講演案内メールでメアド流出、7回送信 - 照明学会
富士通とトレンド、コネクテッドカーのセキュリティ対策で協業
北海道銀、副業で従業員2名を懲戒解雇 - 顧客情報の不正利用は否定
Adobe、複数製品にセキュリティ更新 - CVSS基本値「9.8」の脆弱性も
VMware、「vRO」など複数製品の脆弱性を修正
「Adobe Acrobat/Reader」に深刻な脆弱性 - 修正パッチが公開
MS、10月の月例セキュリティ更新をリリース - ゼロデイ脆弱性1件含む74件を解消
個人向け通販「LOHACO」で不具合 - 発送メールなどに他人の個人情報
顔認証によるショルダーハッキング対策製品、マスク着用に対応