「Unbound」に深刻な脆弱性 - コード実行やキャッシュ汚染などのおそれ
NLnet Labsが開発するキャッシュDNSサーバ「Unbound」に複数の脆弱性が判明した。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。
現地時間2026年5月20日に最新版となる「同1.25.1」をリリースしたもの。CVEベースで11件の脆弱性を修正している。
「CVE-2026-42960」は、権威セクションの信頼できないレコードを受け入れ、キャッシュ汚染が生じる脆弱性。細工した応答やフラグメンテーション攻撃などのおそれがある。
一方「CVE-2026-33278」は、解放後のメモリを使用する「Use After Free」の脆弱性。DNSSECバリデータにおけるデータ構造のコピー処理に存在し、クラッシュや任意のコードを実行されるおそれがある。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを見ると「CVE-2026-42960」は最高値となる「10.0」、「CVE-2026-33278」が「9.8」と続いており、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
(Security NEXT - 2026/05/22 )
ツイート
PR
関連記事
「SharePoint Server」の複数脆弱性悪用で対策呼びかけ - 米当局
データ分析可視化製品「Ivanti Xtraction」に複数脆弱性
「FortiOS」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「Microsoft Defender」に権限昇格の脆弱性 - 修正を実施
「Firefox」にクリティカル脆弱性 - 攻撃コード公開、悪用は未確認
「nginx」に複数脆弱性、「クリティカル」も - 修正版を公開
「Dell PowerFlex」に深刻な脆弱性 - 6月の更新で修正済み
米CISA、「FortiSandbox」「SharePoint」の脆弱性悪用を警告
「SAP」が月例更新、16件の新規アドバイザリ - 3件が「クリティカル」
「Oracle EBS」やビル設備向けプロトコルの脆弱性を悪用する攻撃

