Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

多様な偽ニュースで感染を広げる新ウイルス - ソフォスが警告

ソフォスは、「ローマ法王死、陰謀説」や「マイケル・ジャクソンさん死亡」などといった偽のニュースでユーザーの気を引き、添付ファイルを開かせようとするワーム「W32/Kedebe-F」に注意を呼びかけている。

同社によれば、同ワームはほかに「米兵士によるオサマ・ビン・ラディン氏の身柄拘束」や「マイクロソフト社、MyDoomワーム作成者を逮捕」など、偽のニュースを使った多様なメッセージによって感染を広げる。

添付ファイルを開くとワームが起動され、インストール済みのセキュリティソフトを無効にしたり、メールおよびファイル交換ネットワーク経由でほかのユーザーに自身を送信する。同社では、有名人の名前がこのように悪用されるケースは今後も続く恐れがあるとして、勝手に送られてくるメールの添付ファイルには細心の注意を払うよう求めている。

(Security NEXT - 2005/07/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Veeamバックアップ製品に深刻な脆弱性 - 修正版アップデート公開
「Chrome」のセーフブラウジングに脆弱性 - 修正版が公開
サイバー攻撃で個人情報流出の可能性 - アサヒグループHD
「FortiOS」で複数脆弱性を解消 - 8月に緩和策講じたゼロデイ脆弱性も修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「Chrome」にアップデート、脆弱性3件を修正
「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「Elastic Cloud Enterprise」に深刻な脆弱性 - アップデートやIoCを公開
アサヒグループHD、ランサム被害の影響で決算発表延期
PC廃棄委託先に不備、ネット接続検知から発覚 - ぼんち