Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

須賀川信金、2万8041件の顧客情報を記録したマイクロフィルムを紛失

須賀川信用金庫は、2万8041名分の顧客情報が記録されたマイクロフィルムの紛失が明らかになったと発表した。

同庫によれば、紛失したマイクロフィルムは1978年7月から1995年12月までの一部で、顧客2万8041名分の氏名、残高、取引内容、顧客番号、口座番号などが記載されている。

内部調査の結果、紛失したデータのうち1万7357名分については、2001年に不要書類の整理を行った際に、焼却処分したことが判明した。残り1万684名分の紛失データについては、誤って廃棄した可能性が高いとしている。

同金庫では、7月8日まで専用の問い合わせ電話を設置して対応するとともに、顧客情報の管理に万全を期して再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/07/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開