Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

四国銀行、顧客情報96件が記載された書類を誤交付

四国銀行は、6月1日に、96件の顧客情報が記載された口座振替処理明細報告書2枚を、誤って別の取引先企業へ交付する事故が発生したと発表した。

同行によれば、取引店名、口座番号、氏名、振替金額など96件分の顧客情報が記載された口座振替処理明細報告書2枚を、封筒への封入の際、宛名確認が不十分だったため、別の取引先企業の封筒に混入し、誤交付してしまったという。その後、6月14日に誤交付先より申し出があり、同書類はただちに返却された。

同行では、被害に遭った顧客に対し文書で謝罪しているという。また、書類などの受け渡しの際には、顧客の名前や書類の内容を再度確認するなど、顧客情報の取扱いについての遵守事項を再度周知徹底し、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/06/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
利用していたシフト管理SaaSから従業員情報が流出 - 西友
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
国勢調査世帯一覧を紛失、住民が拾得して回収 - 横須賀市
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
公開データで個人情報を白く加工、コピペで参照可能 - 奥出雲町
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
県サイト公開の表計算ファイル内に個人情報、チェック不足で - 新潟県
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)