Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

都水道局、約11万件の顧客情報が保存されたCD-ROMを紛失

東京都水道局は、水道局多摩ニュータウン水道事務所において、6月15日に10万9520件の給水契約情報が保存されたCD-ROMの紛失が判明したと発表した。

同局によれば、紛失したのは多摩市および多摩ニュータウン地域の給水契約情報10万9520件が保存されたCD-ROMだという。氏名、住所、電話番号、水道料金、および請求状況などの個人情報が含まれていた。

同局では、紛失したCD-ROMは専用の端末以外では閲覧できないうえ、情報は全て暗号化されているため、情報を読み取るのは困難だとしている。また同局では、局内に個人情報の適正な取扱いに関する委員会を設置し、徹底した調査および情報管理に関する総点検を行い、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/06/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト