ソフォス、新しい手法で感染を広げるMytobワームの亜種に警告
ソフォスは、Mytobワームの新亜種が引き続き発生しており、従来とは異なった方法で感染するものも現れているとして、注意を喚起している。
同社によれば、同ワームのほとんどは、メールに添付されたファイルを開くことにより感染するが、最新の亜種には、ワームのコピーをダウンロードさせる悪質なウェブサイトに誘導するなど、フィッシング詐欺で使用される手法で感染させようとするものもあるという。
受信者のIT部門やISPなどを送信元とする正規のメールを装い、ユーザーのメールアカウントにセキュリティ上の問題があるとして、記載されたリンクをクリックしてアカウントを確認するよう促す。メッセージには受信者のドメイン名とメールアドレスが記載され、正当なものであるように見せかける場合もあるという。
同社では、同ワームの亜種は今後も発生し続け、感染も広がると考えられるとして、ウイルス対策ソフトで保護するとともに、不審なメールの添付ファイルやリンクなどには十分注意するよう求めている。
(Security NEXT - 2005/06/09 )
ツイート
PR
関連記事
PTA理事宛の一斉メールで誤送信 - 埼玉県立高
職員が個人情報窃取 退職後も委託先から - 堺市文化振興財団
一部高齢者調査票が所在不明、民生委員が誤廃棄か - 西宮市
国交省にサイバー攻撃、ネットワーク経由で内閣府に影響
包装資材の通販サイトで侵害被害 - 詳細は調査中
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
県立高の林間学校で生徒名簿を紛失 - 埼玉県