Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

北國銀行、書類誤送付で個人情報を流出

北國銀行は、4月21日に同行富山支店の取引先企業へ振込予定明細表等を郵送する際、誤送付が発生し、個人情報が流出したと発表した。

同行富山支店が取引先企業へ振込予定明細表と預り手形受入明細表を送付する際、異なる取引先企業へ誤送付していたという。振込予定明細表には、氏名、取引支店名、口座番号、振込金額など152件の個人情報が含まれていた。また、預り手形受入明細表には、法人取引先の取引情報5件も含まれていたという。

誤送付を受けた取引先企業様からの連絡により事故が発覚、同行では書類をすべて回収した。同行では、閲覧は書類を確認した送付先に限定され、かつ適切に保管されていたため、二次被害の発生などはないとしている。

同行では、個人の顧客に対して本人宛へ謝罪を通知したという。また、取引先企業様2社に対して謝罪した。

(Security NEXT - 2005/05/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
ATM取引情報が保存された外部記録媒体を紛失 - 苫小牧信金
県営住宅家賃滞納者情報含む一部督促状を誤送付 - 神奈川県
廃棄カルテが一般ゴミに紛れる、搬送中に飛散 - 薩摩川内市
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
メルアカ乗っ取り被害、スパム送信の踏み台に - MaOI機構