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ウイルスバスターのパターンファイルに不具合 - コンピュータを使用できなくなる場合も

トレンドマイクロは、23日7時33分に公開したウイルスパターンファイル「2.594.00」に不具合があり、同ファイルを適用していると、コンピュータの動作が遅くなったり、使用できなくなる可能性があると発表した。現在、問題を修正したファイルを公開している。

今回の不具合は、「ウイルスバスター2005」「ウイルスバスター2004」に発生しており、コーポレートエディションや月額版についても同様の問題が発生する可能性がある。対象プラットフォームは「Windows XP Service Pack 2」および「Microsoft Windows Server 2003」。

同社では、問題修正済みのウイルスパターンファイル「2.596.00」を同日午前10:51に公開。同ファイルについては不具合は発生していない。問題が発生した場合は、同社が公開している「トレンドマイクロ パターンファイル問題修復ツール(TMRMTool.exe)」を利用する。

ウイルスパターンファイル2.594.00(日本時間:AM7:33頃公開)へのアップデートにおける、コンピュータのCPUが100%になる現象に関して
http://www.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=677

「トレンドマイクロ パターンファイル問題修復ツール(TMRMTool.exe)」公開のお知らせ
http://www.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=679

トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/

(Security NEXT - 2005/04/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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