Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オンラインゲームサービスがDDoS攻撃の標的に

スクウェア・エニックスは、4月9日より発生しているプレイオンラインネットワークにおける障害の原因が、サーバ群をねらったDDoS攻撃によるものであることが判明したと発表した。

同社によれば、今回発生した障害の原因は、不特定な第三者による同社プレイオンラインサーバ群をねらった、DDoS攻撃であると判明した。その後、対策を講じているが、手段を変えて攻撃が断続的に続いており、現時点で完全な解決の見込みはたっていないという。

IPアドレスの偽装により攻撃元が特定できないため、インターネット接続事業者と協力して調査を進めている。さらに日本、米国および欧州の各拠点において、警察当局に被害状況を通報したという。

同社では、ユーザーに対して謝罪するとともに、ネットワーク機器の増強を含めた、より高い効果が見込まれる対策を実施して、安定したサービスの提供に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/04/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響