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情報セキュリティ市場の中心は、外部攻撃防御型から内部漏洩防止型に - 民間レポート

ミック経済研究所は、情報セキュリティソリューション市場を対象としたマーケティングレポート「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2005」を発刊した。

同レポートは、主要セキュリティ製品ベンダー、セキュリティサービスベンダー、総合ITベンダー60社を調査対象に、各社のセキュリティ関連製品の出荷金額を集計したもの。2003年度から2005年度、および2009年度までの中期予測を含めた分析も行っている。

同レポートによると、情報セキュリティソリューション市場は、2003年度が620億円弱、2004年度が前年対比35.8%増の841億円、2005年度が前年対比33.8%増の1125億円になると予想される。

市場の中心は依然として、アンチウイルスや不正侵入検知といった外部からの攻撃を防御する製品だが、個人情報保護法の全面施行により、監視、制御系パッケージや暗号系パッケージを始めとする内部漏洩防止型市場が急成長しているという。

同レポートの価格は、A4版642頁のバインダー製本で19万9500円。CD-ROM版は、39万9000円。セット価格は56万4900円となっている。

(Security NEXT - 2005/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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