警察庁、不正アクセス実態調査の結果を公表
警察庁は、インターネットや企業の組織内ネットワークにおける不正アクセス行為等の現状を調査、分析し、その結果を「不正アクセス行為対策の実態調査」として公表した。
調査対象は、東証上場企業や店頭公開企業、情報通信関連事業者、医療機関、大学、行政などから2000件を抽出。628件の回答を得た。一部ではヒアリングも実施した。
同調査によると、セキュリティ状況は従来より改善傾向が見られ、情報セキュリティポリシーの策定や運用など、浸透しているという。一方で、近年導入が進んでいる無線LANのセキュリティ対策が不十分であることが明らかとなった。
また、情報漏洩の対策についても私物パソコンの管理が進んでいる一方で、持ち込みパソコンによるウイルス感染の被害も見られ、リスクを完全に排除するまでには至っていない状況だとしている。
(Security NEXT - 2005/04/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
医療費の検査資料が所在不明、誤廃棄か - 会計検査院
ぴあチケットリセールサイトでキャッシュ設定ミス - 個人情報を誤表示
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
個情委、学校の個人情報事故に注意喚起 - 紛失が5割弱、ICT化の影響も
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
企業や団体宛ての同報メール件名にメールアドレスを誤記載 - 佐賀県
避難行動要支援者名簿が所在不明、差替時に判明 - 一関市
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保