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個人情報登録時に規約を「念入りに確認する」は約1割 - 民間調査

ネットアンドセキュリティ総研は、インフォプラントが2004年11月に実施した、消費者の個人情報意識に関する調査の結果をまとめたレポート「個人情報保護法案がもたらす消費者変革とは」を販売開始した。

同レポートは、全国の18歳以上のインターネットユーザー1000人を対象に、消費者の個人情報意識と管理における現状、および個人情報保護法施行後の行動予測について調査した結果をまとめたもの。

公表された調査結果の一部によれば、「登録に抵抗を感じる個人情報」は「クレジットカード番号」が77.7%で最も多く、次いで「金融口座番号」が70.3%となっており、情報の流出を懸念する声が多いという。

しかし個人情報を登録する際、登録規約を確認しているかとの問いには、「念入りに確認する」との回答は10.9%で、半数弱が「ざっと目を通す程度」だった。また、7割が規約を保管していないという。レポートの価格は、ローデータ、調査資料それぞれ4万2000円。

(Security NEXT - 2005/04/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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