Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ソフォス、2月のトップ10ウイルスを発表

ソフォスは、2005年2月におけるコンピュータウイルスの報告数をまとめ、「トップ10ウイルス」として発表した。

同発表によれば、2004年末に現れたワーム「Zafi-D」が報告数の30.8%を占め、3カ月連続で1位となった。2月のトップ10は古いウイルスが大半を占め、新しく発生したウイルスは「Bagle-BK」と「Sober-K」の2つだけに留まった。

特に「Sober-K」は2月末に発生したばかりのワームで、3月も引き続き拡散するとされている。同ワームは、FBIからの偽メールや著名人の極秘ビデオに関するメールを装って、添付ファイルを開かせようとする。

同社では、2月に1295件の新規ウイルスを検知、駆除対応した。同社の統計では、2月に使用されたメールのうち3.54%以上がウイルスメールで、これは先月より若干低い数値だという。

同社が発表したトップ10は以下の通り。

W32/Zafi-D
W32/Netsky-P
W32/Zafi-B
W32/Bagle-BK
W32/Netsky-D
W32/Netsky-Z
W32/Sober-K
W32/Sobig-F
W32/Netsky-B
W32/MyDoom-O

(Security NEXT - 2005/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

テモナのEC支援SaaSに侵害の痕跡 - 攻撃経路や影響など調査
MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
3Qの脆弱性届出は160件 - ソフトウェア製品が倍増
Dellストレージ管理製品に認証回避の脆弱性 - アップデートで修正
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
先週注目された記事(2025年10月19日〜2025年10月25日)
地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県
買収予定関係者に個人情報含む用地実測図を誤送信 - 新潟県
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大