Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

三洋信販、3万8303件の流出を確認 - 最大120万件が漏洩のおそれ

三洋信販は、2月に発覚した顧客情報流出に関する、現時点における調査結果とおよび再発防止策を発表した。

同社によれば、現時点で流出が確認されたのは3万8303件の顧客情報で、流出の可能性があるとみられるのは、同社の全保有データから償却済み債権などを除いた約120万件と推定されるという。流出時期については、これまでの報告通り2003年7月および10月のみとしている。

同社では再発防止に向けて、社内のセキュリティ対策を組織的措置、人的措置、物理的措置、技術的措置の4つに分類して実施しているという。情報セキュリティ委員会や情報セキュリティ業務管理室の設置、ICカードによる入退室管理、サーバアクセスにおけるログの長期保存などが挙げている。

(Security NEXT - 2004/10/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

アカウント管理システムに侵害の痕跡、個人情報が流出 - 伊藤忠丸紅鉄鋼子会社
Dockerエンジンの認証プラグインに脆弱性 - CVSSは最高値だが悪用可能性は低
「BIND 9」にアップデート - DoS脆弱性4件を修正
Chromeのアップデートが公開 - セキュリティ関連で24件の修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
ブラウザ「Chrome」にアップデート - セキュ関連で10件の修正
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
JupyterLabの機能拡張作成用テンプレートに脆弱性 - リポジトリに影響
イベント申込フォームで設定不備、個人情報が閲覧可能に - 多摩SDC
写真教室参加希望者宛のメールで誤送信 - 宮城県東北歴史博物館