NTTドコモ、交換機の不具合により通話料金を過大請求
NTTドコモは、movaの「ビジネスプラン」利用者の一部に、通話料金を過大に請求していたことが判明したと発表した。誤請求が1年以上続いていた可能性もあるという。
今回の事象は、「ビジネスプラン」利用者が日付をまたいで連続4時間以上通話を行なうと、1通話あたり最大30円の過大な通話料金が請求されてしまう場合があるというもの。原因は、交換機のソフトウェア不具合だという。
誤請求の発生は2003年10月1日以降で、ソフトウェアの改善時期は2005年3月ごろの予定だという。そのため同社では、2004年9月から改善が済むまでの間に同事象が発生した利用者に対しては、請求書を修正した上で個別に連絡するとしている。
また、それ以前の過大請求分については、2004年10月請求分から減算して返還する。利用記録のない期間に、同社の推計以上に過大請求額があったとする利用者へは、自己申告により、利用状況を確認のうえ返金するという。
(Security NEXT - 2004/10/12 )
ツイート
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開