被害増加中「オレオレ詐欺」への注意を喚起 - 日本損害保険協会
日本損害保険協会はホームページにおいて、「オレオレ詐欺」の被害例、手口、および撃退法などを紹介し、注意を促している。
同レポートによれば、警察庁発表の「オレオレ詐欺」被害件数は、2004年4月以降、再び増加の兆しを見せている。また、高齢者だけでなく、40代から50代にも被害が及び、1件あたりの被害額も2000万円を超える場合もあるという。
被害形態は、交通事故示談金名目が48.0%と最も多く、サラ金などの借金返済名目が34.4%、妊娠中絶手術費用名目が6.3%となっている。手口は多様化しており、暴力団員を装って脅迫したり、警察、弁護士、保険会社を名乗ることもある。また、家族の実名や本人の詳細な情報を入手しているケースもある。
同レポートでは撃退法として、不審な電話からの呼びかけには慌てて答えず、相手に名乗らせること、本人に事実を確認することなどを挙げている。また、脅迫まがいの言動があった場合は、すぐに最寄りの警察署か警察の相談窓口(#9110)へ電話するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2004/09/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み