委託社員によりUCカードの顧客情報が流出 - カード番号や有効期限も
ユーシーカードは、同社の顧客情報が漏洩していたことを明らかにした。2003年11月から2004年4月までの間、最大578件の顧客情報が漏洩している可能性があり、現時点で88件の不正使用の被害がでているという。
流出した情報は、氏名、住所、電話番号、生年月日に加え、カード番号、有効期限、利用額なども含まれる。不正使用が行われたユーザーには、差し替えのカードを発行しているという。また、流出した可能性があるユーザーに対して、書面により報告し、新しいカードを発行するとしている。
同社では2004年1月以降、同一犯と思われる不正使用事件が増加したことをうけ、警察と相談し専門チームによる調査を進めてきたという。アクセスログを解析した結果、同社の業務委託先における元社員が日常業務を装い、不正アクセスしていることが明らかになったという。
(Security NEXT - 2004/09/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
学生個人情報をスケジュール管理ソフトで教員間に誤共有 - 中京大
タイ子会社でサーバや端末がランサム被害 - ダイヤHD
区民センターのコンサート案内メールで誤送信 - 港区
業務用USBメモリが所在不明、患者情報含む可能性 - 虎の門病院
米子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 天龍製鋸
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
偽「国勢調査」に注意 - 罰則で不安煽り、記念品で関心引く
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性