島根県観光連盟がウイルス被害
島根県観光連盟は8月16日、同連盟事務局のパソコンがウイルス「Mydoom.S」に感染し、ウイルスを添付したメールを送信したと発表した。
同発表によれば、「PHOTOS」というタイトルのウイルス添付メールを、400件強のアドレスに発信した。おもな発信先は、県内各市町村、市町村観光協会、観光連盟会員、県関係職員およびその他観光関連団体など。
同連盟パソコンの感染状況は、保有パソコン4台中1台。感染時、導入していたウイルス対策ソフトは、メールチェックを行い検疫したが、ウイルス定義ファイルが対応しておらず、駆除できなかったとしている。感染元の詳細は不明だという。
同連盟では、感染したパソコンをネットワークから切り離し、ウイルスメールを削除するとともに、保有する全パソコンのウイルスチェックを実行。また、感染パソコンのログ解析を県情報政策課に依頼するなどの対応を行っている。
(Security NEXT - 2004/08/20 )
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