「民間事業者の個人情報取扱に不安を感じたことがある」87.7% - 大阪市調査
大阪市は、個人情報に関するアンケートを実施した。「個人情報を意識することがある」との回答は91.5%で、個人情報に対する関心の高さが浮き彫りとなった。
今回の調査は、同市が市政モニターに対して実施したもの。「個人情報の取扱いへの不安を感じたことがある」と答えた回答者は、行政機関で69.0%、民間事業者で87.7%。昨今の情報漏洩事件を背景に非常に高い割合を示した。いずれも「目的外利用」や「他社への情報漏洩」が不安材料となっている。
個人情報を意識する時は、「覚えのないダイレクトメールや、電話勧誘を受けたとき(97.7%)」「アンケートに応じる、懸賞に応募するなど、自身が「個人情報」を記入し送付するとき(70.3%)」に意識されることが多い。
また、「新聞等で「個人情報」の漏えいや流出事件を知ったとき」は66.3%。さらに「インターネットを利用しているとき」は47.1%で、直接自分の情報と関係ない場合においても半数が個人情報を意識している。
(Security NEXT - 2004/05/14 )
ツイート
PR
関連記事
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
