Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フォトブック作成サービス「ノハナ」で不具合 - 一部登録者の個人情報が閲覧可能に

フォトブック作成サービス「nohana」のサーバに不具合があり、一部利用者の登録情報を外部より閲覧できる状態だったことがわかった。

ミクシィの子会社で同サービスを運営するノハナによると、ユーザーが利用時に登録した情報へ意図しないアクセス権限が設定されるケースがあり、特定の操作を行うことで第三者が登録情報にアクセスできる状態だった。氏名や電話番号、メールアドレス、プロフィール写真を閲覧された可能性がある。

4月24日13時ごろ、ユーザーからの問い合わせを受けて調査していたところ、サーバプログラムの不具合に気が付いたという。

今回の問題について同社は、意図しないアクセス権限が設定されるのは「非常にまれな確率」であると説明。該当者は仮登録者や登録者など150人だという。

同社では、サーバのプログラムやアクセス権限を修正。ユーザー情報が不正に取得されたかについては、現在調査中としている。対象となるユーザーには、事情を説明し、謝罪するメールを送信した。

(Security NEXT - 2017/05/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能