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Apple、「iOS 10.1」をリリース - 脆弱性12件を修正

Appleは、同社スマートデバイス向けに最新OSとなる「iOS 10.1」をリリースした。機能強化にくわえ、複数の脆弱性を解消している。

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脆弱性が修正された「iOS 10.1」

同社は、今回のアップデートにおいて、「カメラや写真」「Apple Pay」「マップ」「メッセージ」における機能の改善を実施。

さらにカーネルに関する脆弱性をはじめ、システムブートやサンドボックス、Webkitのほか、CVEベースであわせて12件の脆弱性を修正した。

「iOS 10.1」で修正される脆弱性は以下のとおり。

CVE-2016-7579
CVE-2016-4686
CVE-2016-4673
CVE-2016-4635
CVE-2016-4660
CVE-2016-4680
CVE-2016-4679
CVE-2016-4675
CVE-2016-4664
CVE-2016-4665
CVE-2016-4669
CVE-2016-4677

(Security NEXT - 2016/10/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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