Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

真鶴町のサイトに不正アクセス - 改ざん被害

神奈川県足柄下郡真鶴町のウェブサイトが、不正アクセスにより改ざんされる被害が発生した。情報漏洩については否定している。

同町サイトで利用していたコンテンツマネジメントシステム(CMS)が、不正アクセスを受けたもの。4月11日にサイトを一時停止し、調査を行ったところ、外部よりサーバへ侵入され、改ざんされた形跡が見つかったという。

ただし、同町庁舎は別のネットワークで運営されており、不正アクセスによる情報流出については否定している。

同町ではサーバを新設し、4月20日にウェブサイトを暫定的に再開。サーバの停止よりまもなく1カ月を迎えるが、仮復旧の状態が続いている。不正アクセスを受けた原因や被害範囲の特定、サイトの復旧などを行っているという。

同町では、同町のサイト利用者に対し、マルウェアへ感染していないか確認するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
サイト改ざんで別サイトへ誘導 - 聖マリアンナ医科大東横病院
JRA海外駐在員事務所でフィッシング被害 - メールボックスに不正アクセス
カーシェア利用者情報に不正アクセス - 開発引継時に不備
米子会社にサイバー攻撃、情報流出の可能性 - パイロット
サポート詐欺被害でイベント参加者名簿が流出の可能性 - 山口市
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
学生服通販サイトの旧サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
「日経SDGsフェス公式」のXアカウントが乗っ取り被害
なかほら牧場の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性